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2009年10月12日 (月)

発音を治す方法―歌

よく色々な方から多聴多読についてご質問をいただきます。最近ある方から発音を変えていくにはどうしたらいいか、よりネイティブのように絵本を読みたいという強いご希望があるとの悩み相談がありました。

ここに書いても今の私の考えなので、数か月・数年たったら変わる可能性もあるということを念頭に置いて読んでくださいね。(何年も前に小さい子に教えるのは苦手などと言っていた私がいまや大喜びで幼稚園のお子たちと英語を楽しんでいるので、そんなことはいくらでも起こりエマス)

シャドーイングは英語のリズムを身につけたり、長い文章を追っていくスパンを長くする能力を身に着ける、またはとにかくずっと聞き続ける体力をつけるにはいいように思えますが、個々の発音をよくするには向きません。多少は向上するでしょうけれど。私の場合を振り返ると、絵本の音源とか短いものを何度も聞いてそれを忠実に再現する、これもよさそう。

それから英語の歌で好きなものをしっかりその通り忠実に再現して歌う、そういうのもいいと思います。これはコロケーションとか意味もしっかりしみこみ、いい方法です。例えば中学生だった時The BeatlesのYesterdayとかLet It Beとか、またはCarpenters。Close to youなどなどいろいろ歌いましたが、時代が時代だけに全部自分で持っていたわけではなく、時には友人のレコードを聴いたり、ひどい時にはラジオで聞いただけで適当に歌っていたのです。でもそういう曲はしみこみました。

それからもう少しあと成人してからでも、Billy Joelの曲を歌ったりするとあれ、この人の英語ってあまりきれいじゃないなあ、なんて思ったり。または「スター誕生の愛のテーマ」だったでしょうか、友人の結婚式で歌おうかなあとしっかり練習し、実に曲の上がり下がりさびのところなど、英語の強弱と合っているなあと感心しながら歌いました。これはとてもよかったように思えます。(結局はこの映画はハッピーエンドじゃないしと歌わず山口百恵の「コスモス秋桜」を歌った)

何度も歌うという点、それから感情をこめるという点、歌手の本質や歌がいいものを、というような注意点はあるかもしれませんが、これは発音を治すにはいいように思えます。ひとつひとつの音が本当はこういうふうに出すという、細かい指導をしてくださる専門の先生にお願いするのもいいのでしょうね。その人によって向き不向きはあるでしょうが。でも人の発音というのはその人の体から出るもの、一人一人の体は違うし、発声する際でも口の形や歯並び、声を出すその人のどこかが違えばおのずと違ってきます。

パーフェクトでないまでも、少しでも良いほうに変わればいいのでしょう。あまり突き詰めると苦しい。ヨガの先生がいつもおっしゃるのですが、一人一人体は違うのです。ポーズでもできたり、できなかったり、得意不得意があります。でも続けると少しずつ変わっていきます。発音もそんなものです。

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