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2010年1月26日 (火)

Sara Paretsky: Hardball

昨日読み終わりました、V.I.Warshawski シリーズ最新作です。

Sara Paretsky: Hardball

40年も前のことある老女の息子が失踪したので行方を捜してほしいとの依頼を受けるヴィクですが、会ったことのない年若く元気な大学生のいとこが現れ、不思議な事件に巻き込まれていきます。一体40年前に何があったのか。そしてその事件には彼女の愛する亡き父も関係するようで、ある日大変な事件が起こります。

過去と現在が交錯し、両親への思い、肉親との絆、そして過去の恐ろしい秘密がヴィクに迫ります。愛していたのにお互いの仕事・キャリアへの熱い思いから別れてしまったモレルとの思い出にも苦しめられるし、今回は苦い思いがあふれる行間ですが、同時にそれだけ正義感の強いヴィクに感動します。いつも通り飼い犬のペピーたちとじゃれたり、階下のミスター・コントレーラスと冗談を言うそんな日常もある・・・

この一冊だけ読んでもあまり楽しめないというかわからない作品なのですが、長いこと待っていたファンの人々にとっては期待を裏切らない、いつも通りの熱い熱いパレツキーでした。少し御都合主義かなあと思うところもあるのですけれど、それでもシカゴという大都会の雰囲気が伝わってきて面白かった。これだけ両親の思い出があるのだから、ヴィクよ、けっこう幸せなんだよ、あなたは。

昨日は父の命日だったのですが、午前中にお墓参りに行き、午後はこれを読んで・・・。翻訳物の小説が好きで、パレツキーも好きだったので、供養になったでしょうか。我が家にも犬はおりますが、ペピーほどおりこうではありません^^私が車で走りまわっている町もとっても平和です。

商品の詳細ペーパーバックにならないうちに買うと2千円はー

久々読んだら面白かったので、過去ので読み残したものも読もうかな。

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