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2010年5月 1日 (土)

マルチリンガルの外国語学習法

10数カ国語を操る著者による言語横断「語学」論、という帯に惹かれて買いました。言語習得論を学ぶものとして、今以前よりも言語とは何か、どう学ぶのか考えています。ヨーロッパ言語のみならず、ラテン語、トルコ語、ペルシア語とあったのも想像力をかき立てられます。

石井啓一郎「マルチリンガルの外国語学習法―ある翻訳家の「語学」心覚え」扶桑社新書

6歳までにアメリカ・ブラジルで暮らした著者の石井啓一郎氏、大学でスペイン語を学びイスラーム文学に惹かれ、ポルトガル語、カタルーニャ語、フランス語、英語などなど20カ国語ぐらいは関わったそうです。ほとんど独学。すごいですね。バランスのとれた力を持っているのはこのうち10か国語。

勉強の仕方の中で、多くの書籍を読むというのも私は大賛成ですが、一般の方はぜひ多聴多読式で簡単な物からどうぞです。(私の意見)一番読みたかったのはヨーロッパ言語で何カ国語かできる場合、横にのばしてうまくなる、そして学ぶのが簡単なのかという以前から持っている疑問が読みたかったから。石井氏によるとそれは正しくないそうで、似ているフランス語、スペイン語(カスティーヤ語)、カタルーニャ語(スペインの中にもう一つ存在する公用語)、ポルトガル語にも語彙面文法面でむずかしいところがあるそうです。そうかと思う面多々ありました。

英語がヨーロッパの他言語に比べて大変特殊であるという点、大変面白かったです。ちょうど大学でもそのへんを勉強しております。歴史的な背景が深く関与しているからです。そして英語にそこここ残る私たちにとって覚えにくい色々もそこに深く関係しているのです。

手元に置いて色々使っていきたい本でもありました。でも私は何カ国語も操るより一つの言語を深める道を選んでしまったなあ。2010年4月に出たばかりです。

商品の詳細英語を学ぶなら闇雲に学ぶだけでなく、背景知識を増やしてくれる本もせっせと読みましょう。必ず発見があるはずです。そして効率的。

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