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2010年5月15日 (土)

門田修平「シャドーイングと音読の科学」

授業で色々な本を読んでいますが、過去の自分の本棚も見直して使えるものを並べ直しています。論文を読み始めて、参考文献も増えています。たまたま他の方の論文で門田修平先生の論文や本が参考文献にあがっていて、この本も以前から読んでいたので並べ直しました。

門田修平「シャドーイングと音読の科学」コスモピア社

関西学院大学・大学院教授門田修平先生の著書で、音声とシャドーイングを理論に即しながらわかりやすく解説してくださる好著、一番だと思える本です。シャドーイングや音読が役に立つ、と謳う本は多いですが、理論で説明してくださるのはこの本です。理論ですが、普通の方にもわかりやすく書いてくださっています。

今回もう一度読み直してみて、やはりいい本だと思いました。音韻ループなどそういう機能があるのね、ということを書いてくださっています。リーディングについても解説がしっかりなされ、私にとってはありがたい本です。そしてまず音を、という主張に私も賛成! 

私の教室では音読もシャドーイングもしているのですが、パラレルリーディングもしますし、それらが認知機能、脳の中でどのように処理されているのか解明してくださっています。大人の場合理論で説明してくださっていると、こういうふうに取り組めばいいのか、目からうろこだと思います。

自分の英語力もアップさせていきたいですが、自分の生徒たちに何よりも力をつけてもらいたい!これから高校・大学受験をめざす子どもたちや将来英語を使う子どもたちのためにも色々なことにチャレンジしましょう。

商品の詳細門田先生は2年前の多読学会で講演してくださったのですよ。

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コメント

今まで紹介しなかった?と自分でも不思議~
他はともかくこれが一番です。理論がしっかりしています。
ぜひ読んでくださいね。なぜやるのかというのは中高生でもわかっていたほうがいいのではと思います。

投稿: ゆきんこ(多読ジャーナル) | 2010年5月17日 (月) 23時45分

多読、多聴、シャドーイングに関する本は最近数多くあり、読み切れないので横目で見てすぎてしまっていますが、この本は是非読んでみたいです。

シャドーイングやパラレルリーディングがどのように役立つのか、色々な教室の実践例や体験から少しずつ学んでいますが、理論的に書かれた本があるとは知りませんでした。

著者は多読学会で話をされた先生なのですね。
せっかく学会員になったのに今年も多読学会には参加できそうになく、残念です。ちょうど家族旅行が重なりました。

投稿: sunset | 2010年5月17日 (月) 22時20分

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