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2010年6月 9日 (水)

「リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ」

似ている言語学の本を次々読むと他の本が読みたくなります。図書館で目に付いたので借りてきたのですが、面白かったのです。といっても忙しくて斜め読み、ごめんねという感じですが。

四方啓暉「リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ」河出書房新社

リッツ・カールトン大阪を立ち上げた方の、リッツ・カールトンのホスピタリティとは何かという本です。創業者であるミスター・シュルツィの「日本のホテルも、スタッフも素晴らしい。だけど、日本のホテルマンは仕事を楽しんでないね」という一言が印象的です。効率を重んじ秩序を重んじる日本人ですが、義務と責任でやっているので楽しんでないというのはよく感じることですよね。国民性なんですけど。

たまたま昨日の模擬授業でenjoyという言葉を取り上げてフォーカスしたので、よけいに夜読んでこの言葉が響きました。「楽しむ=enjoy」というのは何も遊びだけではありません。仕事も楽しめたら人生の半分は楽しいのです。あ、こちらは「リアルクローズ」ですけどね。サービル業というのは、相手にご奉仕するわけではなく、心配りをするだけなんですけど~そういう意味だと思うし、色々想像力を広げ相手の心に沿うことなんです。

それはマニュアルには載らないという意味で、精神の問題なんです。この本ではそういうことが書いてあります。たぶん日本でも一流と言われる日本旅館ではそうでしょうし、他にもあることでしょう。タイバンコクのオリエンタルホテルも、私は何度も遊びには行っていますが泊まったことないのですが、友人の話ではふと視線を泳がせただけでさっと寄ってきてくれたとか、小さな子どもたちを連れていたら心配りが素晴らしかったとのことですから、ホスピタリティーがヨロシイらしい。

私の行った中ではインドネシアのアマンジオ。素晴らしかった!特に着いてすぐ、ウェルカムドリンクを勧めながらの総支配人さんとの会話、まるで友人宅に泊りに来たように感じさせるものでした。そのあとわざわざ手書きで「ようこそ!」と書かれたウェルカムレターが届けられて、さすが世界のアマングループだわと思ったのですが。ホテルスタッフが案内してくれた小さなツアーも、親切だけれど落ち着いていてこれもお友達と出かけたように楽しいものでした。あれは・・・日本人には無理でしょうね。

ホスピタリティってむずかしいけれど、心なのだから誰にでもできるはず。私の読書会もそうありたいと思います。いらした皆さん、どうぞ楽しんでほしい。それからその心を広げて心の目を開いてほしい。学校だって、同じではないでしょうか。

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コメント

面白い本でしたね。ホテルの建築とかとても普通はわからないことも書いてありましたし。ご参考になったら幸いです^^

投稿: ゆきんこ(多読ジャーナル) | 2010年6月15日 (火) 00時06分

この本買いました。ホテル業界の裏側が分かり易くて面白いですね。

投稿: やはかやは | 2010年6月14日 (月) 22時03分

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