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2010年7月27日 (火)

天満美智子「子どもが英語につまずくとき」

英語の理論書を色々読んだ春学期でした。英語のものもたくさん読みましたが、もちろん日本語で書かれたものにも良いものがあります。そのうちの一冊。

天満美智子「子どもが英語につまずくとき」研究社出版

学校で英語をせっかく習っても、英語嫌いになってしまう子どもたち、そんな生徒に優しく、そして英語教師には厳しい目を向ける天満美智子先生の著作です。1982年の出版ですので古い本ですけれど、中身はまったく今読んでも古くないです。

同じことが今でも言えることは、英語嫌いになってしまうのは教え方に問題があるのです。生徒に学力がないとか責任転嫁しても始まりません。とても厳しいことですが、そこから目をそむけてはいけません。この本には天満先生が集められた、英語に対する率直な中高生の意見が60個最初に載せられています。

「教科書がつまらない」「なぜ英語をやるのかわからない」「最初は好きだったけれど、だんだんついていかれなくて嫌いになった」・・・・これは今でも感想を求めたら多くの中高生が言うような言葉ではないでしょうか。40年近く昔の感想のはずなのに、2010年でもたいして状況は変わらないのでしょうか。

天満先生はリーディングの大家でいらっしゃいますので、読解の本も読みました。私もリーディングを中心に据えた指導をしているのですから。私もここに書かれている問いを、この夏自分自身に問いかけたいと思います。それにしても、けっこう古い理論書を今年は読んでいるのですが、まったく古くないのに驚かされてばかりです。

この本は内容を見てからと思いまた学校にも置いてほしいと思い、大学図書館にリクエストして昨日届きました。私も古本で手に入れますので、よかったら読みたい方は私におっしゃってくださいね。学校も、そして民間の英語教師もみんなで手を携えて教育問題は考えたいものです。

商品の詳細商品の詳細「子どもが・・・」は画像がありませんので、読解の本である「英文読解のストラテジー」を載せます。こちらも好い本です。 

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