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2010年8月23日 (月)

メアリアン・ウルフ『プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか』

Readingを私の生涯のテーマと決めていますので、関連本はだんだん溜まる一方です。この本は昨年秋からずっと買ってあって、本当に素晴らしい本とわかっていましたが、ゆっくり読みたかったので夏まで取っておきました。

アメリカのタフツ大学のエリオット・ピアソン小児発達学部教授、発達心理学やディスレクシア研究などに優れた研究をされている著者、文字と言語が脳の中でどのように働くのか、口承の文化から文字の文化へ変化した時どういうことが起こったか、非常に面白く興味深く、私にとっては「読むこと」の不思議を解き明かしてくれる大変貴重な本です。

有名な本ですので、図書館などに入っている可能性は大。厚くてお高い本ですので、借りるのもいいと思います。日本語や中国語を読む際の脳なども書かれていて、日本人にも知的興奮をかきたてられる本。

アルファベットの発明はすごいということを実に正確かつエキサイティングに伝えてくれています。日本で英語を教えるのは、書記法(正書法)の違いや音素の違いを乗り越えなくてはならない、やはり大変だと改めて思いました。一部に英語の早期教育を憂える声も多いですが、それでもなるべく早い時期に始めたほうが、結局はいいのではと思っています。一番ネックになるのは、早く始めることで起こる問題点よりも、きちんとわかっていて教えられる人材が非常に少ないことにあるのですが・・・そこはなんとかしないとね。

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