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2011年5月23日 (月)

『子どもと楽しく遊ぼう 読書へのアニマシオン―おすすめ事例と指導のコツ 』

アニマシオンという読書の指導の方法をご存知でしたか?私は以前図書ボランティアを7年ほどしていましたので、この手法には大変興味がありました。本も持っています。昨日そのアニマシオンを体験してきましたが、本をぜひご紹介したいです。

黒木 秀子、 鈴木 淑博 『子どもと楽しく遊ぼう 読書へのアニマシオン―おすすめ事例と指導のコツ 』 学事出版

スペインで生まれたアニマシオン。本を読む力をどのように子どもたちにつけていくかという読書教育の考え方が根底にあります。教室というほど堅苦しくはないけれど、適当に読み流すのではありません。その本が語りかけてくることに耳を傾けて、指導者であるアニマドールを中心に本を素材をする「遊び」を通して、楽しみながら読みの力を高めるものです。

昨日は大人の参加者ばかりで、お題になっている本をその場でアニマドールさんに読んでいただきましたが、本来的には参加者である子どもたちは家で読んでくるようです。同じ本をそれだけの数揃えるのが本当に大変だなあというのが、いつも私が思っていたことなのですがやはり大変かしら。ただ、どの本でもいいわけではないのである程度タイトルを選んでおけば用意は可能でしょう。2冊を二人でシェアするなども可ですね。

子どもたちに読書力をつけたいというのは社会に共通する願いでしょうが、現実はなかなかそうはいきません。できたら読書力をあげる手伝いや露払いをする大人が一人でも増えることのほうが、早道かもです。そして出来ましたら、日本では読書というのがともすれば楽しみのため(もちろんそれも含まれますが)に終始がちです。広い世界を見に行くため、複雑な世の中を理解して自分が役立っていけて、精神的に自立した大人として深く関わっていくために、「リーディング」が必要なのだという認識ができたらと私個人は願っています。

アニマシオンは英米でのリーディングでいうWhole languageというもの、本を通して色々なアクティヴィティーをするものにも似ていますね。それから、日本はアジアの一員なのですから、もっと多くのリーディングに関する手法を取り入れつつ、アジア諸国にも発信していけないものでしょうかねえ。私も微力ですが、色々考えていきたいです。英語でのアニマシオンならば、何冊も持っている本がそれなりにあるので、可能でしょうか。それに多読の先生方なら、この本なら持っているという共通する本は山のようにあるでしょう。いつの日かそういう試みもね。

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