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2011年6月 5日 (日)

西林克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』

私は第二言語習得の英語におけるリーディングについて研究しています。日本人が英語で文章を読む時に、どのような問題が起こるのか、どのような現象なのか、特にその問題意識によって英語力を向上させることがどのように達成されるのかを考えています。かなりむずかしい課題です。

西林克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』光文社新書

大変話題になったことのある本です。本当に良書だと思いますので、文章を読むこと、リーディングについて考えたい方にお勧めします。「わかったつもり」というのをどのように打破して理解に到達するかの問題が取り上げられています。

「読み」における文脈がどのように働くのか、また私達の持つ背景知識=スキーマがどうかかわるのか、そういう問題です。文脈はテクスト(text)であり、スキーマはschemaですが、スキーマは特に認知心理学でよく使われる用語ですが、第二言語習得論のリーディングのりろんでも頻繁に登場するものです。

時間がないので長く書けない・・のですが、この分野に興味のある方には強くお勧めです。ある文章に対して、4つから1つを選ぶセンター試験のような形式のテストに違和感を持つ方、ぜひどうぞ。

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