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2011年7月27日 (水)

色々な論文や雑誌を読める幸せ♪言語は面白い

大学には色々な論文や雑誌が置いてあり、自分の分野のみならず広く情報収集できるので本当に幸せです。自分の興味のある分野は大切なのですが、広く情報収集することも必要です。思いもかけないところに、大変示唆に富む発見があるのですから。

今書いている小論文は日本語のコ・ソ・アの研究なのですが、たまたま読んだ「日本語学」(明治書院、2011年6月号)の中にあった『対談:第一言語習得と第二言語習得の間ー岩立志津夫・迫田久美子』という記事を読んで興味を持ちました。こんな雑誌が置いてあるのも、日本語学科があり、多くの日本語研究者がいらっしゃる大学だからです。留学生も数多く、留学生・日本人両方の日本語教師の方々もより高度な研究と指導法を求めて学んでいらっしゃいます。

コ・ソ・アはいわゆる「これ・それ・あれ」です。英語は「this/that」ですよね。中国語・韓国語にもあるのですが、中国語は英語と同じく2項なのですが、日本語と韓国語は3項あるのです。この違いが面白い!迫田久美子先生はこのへんの研究の権威でいらっしゃるわけです。日本語を教える際に、日本語学習者の方々の「コ・ソ・ア」の使い分けに誤用があるので、その現象について知見を述べた他の論文や記事を今読んでいるところです。

言語の違いについて考え、それを第二言語学習の教授に役立てていく学問が私達の英語教育学、もしくは第二言語習得論です。私は初期の学習者である小学生と中学生を専門にしていますが、「this/that」は初期導入ですし、そのわりに語るとすれば色々あるのでなかなか面白いです。日本語のことも考えていたほうが、日本人にはわかりやすい。それに日本人が英語を教える際のもっとも大きなメリットは、日本語がわかって教えるというその点ではないでしょうか。

もっと言語について深く学びたいですし、できたら皆さんに広く伝えていきたいです。日本人はせっかくアジアに暮らしているのです。中国語・韓国語、(私はタイ語)、その他のアジアの言語を深めると、英語との距離もまた違ったものになるでしょう。日本語を研究し、多くの海外の人に学んでもらうのも一つの平和への道ではないでしょうか。

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