文化・芸術

2012年4月 5日 (木)

マウリッツハイス美術館展と今年の美術展♪

今朝の朝日新聞に「真珠の耳飾りの少女」に扮した武井咲さんの写真の広告が大きく出ています。

http://www.asahi.com/culture/update/0404/TKY201204040222.html

振り返る美少女、暗い室内で少女の服が、ターバンとつややかかな唇が、そして何よりも真珠の耳飾りが不思議な光を放つこの絵。光の魔術師フェルメールのもっとも有名な絵画でしょう。この6月オランダのマウリッツハイス美術館から、同館の補修に伴って日本に多くの絵画が運ばれるのです。わくわくしますね。

http://www.asahi.com/mauritshuis2012/

2007年の「フェルメール展」での感動が忘れられません。日本は欧米の絵画が大挙してやって来てくれる、大変幸運な国です。もっと味わいましょう。「真珠の耳飾りの少女」は映画でも大変ヒットし、私も見て大変感銘を受けました。画家の「光」への「美」への耽溺が、恐ろしいほど深く激しく描かれていました。本物の絵が見られる日がきたのですね。

今年は他にも多くの美術展が話題を呼んでいます。皆さん、足を運びませんか。現在展示中の「ボストン美術館展」も日本の美術が里帰りをした貴重な展示です。それからもちろん「セザンヌ―パリとプロヴァンス展」も新国立美術館で公開中。新たな視点でのセザンヌ展は大変斬新と評判。

http://www.boston-nippon.jp/

http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/cezanne2012/index.html

実はこれから行くのです(嬉) すみれほのかさんが帰国中なので、私は二人で美術館巡りをする、特に春のお花見の季節をほのかさんと出かけるのは大変嬉しいことです。皆さん、そろそろ桜も咲いていますよ。

そして、忘れてならないのが地元埼玉県立美術館の「草間彌生展」です!!!!!!!必見です。4月14日から5月20日ですよ。草間彌生はこれほど海外で評価されながら、なぜ日本ではそれほどではないのでしょうか。すごい人です(少し目が痛くなるけど) 私はグッズを幾つも買おうと今から楽しみにしています。それに仕事帰りでも寄れるかもしれない、(だって地元だから)。こんなことが起こるなんて、やっぱり元気にしていなくちゃね。

http://www.momas.jp/3.htm

http://www.asahi.com/kusama/

良い絵は(良い音楽も良い本もですけれど)人に元気を与えますよ。みんな、楽しい春をお過ごしください。私は明日から学校です!

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2009年4月11日 (土)

ルーブル美術館展―美の宮殿の子どもたち

一昨日バンコクの友人すみれほのかさんと、ルーブル美術館展―美の宮殿の子どもたちを見てまいりました。六本木の国立新美術館でしたので、お花見もできて一石二鳥~すごくきれいで満足満足。

ほのかさんと美術展を見るのが恒例になっています。今回のルーブル美術館展は子どもがテーマ、色々な絵画・タペストリー・彫刻などなどに描かれた子どもたち、時代によって(それこそ古代エジプトから近代まで)色々な考え方や文化のなかで子どもがテーマになっているものを展示しています。たぶんルーブル美術館に行っても、こういうふうには展示してませんし、なんたって広いのでしょうから、東京での企画展はゆっくり見られて超ラッキー。見ごたえがありました。

国立新美術館は青山墓地にも近く、上野より混んでいなくてお花見には絶好でした~上野は混みすぎですよ。ほんと。今回はほのかさんと東京ミッドタウンに行きたかったので、美術展のあとはそちらに回りました。レストランも素敵で、建物も凝っているし、私は丸ビルや六本木ヒルズより好きです。お庭が広がっていて、そちらの桜もきれいでしたcherryblossomワンちゃんがたくさんお散歩していて、のんびり~

皆さんの今年のお花見はいかがでしたか?もう散ってしまいそうですが、暖かいお花見になって楽しまれた方が多かったのでは?私の住んでいるところは桜が終わっても色々な花が咲くのでまだまだ楽しめます。そして、お庭も公園もバラが咲き誇る、素敵な5月がもうそこです^^でも、咲く=ガーデニングですからそれも忙しいのですよ。

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2008年11月 8日 (土)

大琳派展

11月3日文化の日、上野の東京国立博物館で開かれている「大琳派展」に行ってきました。11月16日までの開催ですから、あと1週間で終わります。早く行かなくちゃ~とあわてて行ったのでした。

狩野派は世襲によりますが、琳派は尾形光琳という天才画家が先達である俵屋宗達・本阿弥光悦に私淑して、その光琳を酒井抱一・鈴木基一が継承した流れで、絵画や書、工芸などさまざまなものに特異な美意識と工夫が見られます。同じ題材のものを違う人が描いているのが面白く、風神雷神図をそれぞれが描いたものを対比して展示してあるのが見所です。見ごたえがありました!尾形光琳の風神雷神図屏風は有名ですが、俵屋宗達の風神雷神がすばらしかった。それぞれの線や雲の描き方など、工夫の仕方が違っていて面白い。

以前は外国の有名な絵画展でないと、人が呼べないみたいなことも言われる美術展でしたが、やっと見る人の目も肥えてきたのか、日本の美術展も増えてきてうれしいです。素晴らしい美術がたくさんあるのですから、どんどん光を当てることで盛んになり、それにより作品の理解や研究が深まるといいです。外国人の方も熱心にみられてましたが、やはり日本人は中高年が多かったな。

日本の美術展を見て思うこと、それは西洋美術とはまったく視点が違うことです。そしてひとつの作品が襖絵だったり巻物だったりするため、右から左にカニ歩きするのでとても足が疲れることcancer意味わかりますか?とにかく美術展は疲れるのです~買ってきた金色の風神雷神図のクリアフォルダーは息子たちにあげてしまいましたが、目の底には美しい作品たちが残っています。秋の上野は春とはまた違う趣、どうぞお出かけください。実は私は上野にある高校の出身、上野にはたくさんの思い入れがあり、大好きなのでしたheart04

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2008年9月12日 (金)

フェルメール展に行ってきました

今日はいいお天気でした~大盛況のフェルメール展に行ってきました。上野の東京都美術館で12月14日まで開催されていますよ。今日も混んでいて11時の到着で30分待ち、音声ガイドも借りたのでした。(あ、借りたほうがいいです、混んでいて説明を読むのも大変)

フェルメールの他にもオランダのデルフトの他の画家作品も集められていて、デルフトのこの時代の雰囲気をよく引き出してくれてます。フェルメールは期待通り、素晴らしい作品ばかりでした。印象派の作品などとは光の加減、画面構成の緻密さなんかがまったく違います。すごい計算しつくされている。フェルメールは光の天才画家と言われますが、室内に射す光のするどさは部屋の暗さとの対比に秘密があるのでしょう。

「ヴァージナルの前に座る若い女」長い時間をかけサザビーが真作と鑑定したというその作品のあまりの小ささにびっくり!服のふくらみが質感を伴ってこちらに語りかけてくるよう、少し手に力がないこともちょっと不思議。でもフェルメールしか使わない顔料を使っているので真作と判定されたそうです。髪飾りの鮮やかさも愛らしい。

ひとつの美術館のものを持ってきたのではないので、なかなか見ることのできない展覧会だと思います。ぜひお早めに。だんだん、混むかもよ~個人的にはやっぱりモネやルノワールが好きと思ったのでした。

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2008年7月15日 (火)

一枚の絵 夏のアートマーケット

先日名古屋高島屋で開かれていた「一枚の絵 夏のアートマーケット」を見てまいりました。時おり購入している絵の雑誌ですが、なかなか丁度よく好きな作家さんの絵を見たりできなかったので、幸運でした。

3月ぐらいから絵を描きたいなあと思い、へたくそな絵を描き始めましたが、それというのも英語が仕事で趣味なので、あまりにも自分が限定されはじめているように感じたからです。英語は十二分に楽しいし充実しています。大好きです。英語が好きで本が好き、なのにふたつを合体させた英語で本を読むことにはまってしまいました。これ以上の幸運があるでしょうか。

それでも、私たちの人生はひょっとしたら長すぎです。(誰にもわかりません、どれほど長いかは)いくつか好きな趣味を持っていて、損はないでしょう?それに本当に暇になりました、さあ、何か趣味でもというのでは遅すぎるようですよ。少し忙しいぐらいのうちから始めたほうが、楽しめるというもの・・・

好奇心は人を生き生きさせてくれます。英語に、多読に楽しめてはいても、もう少し違う楽しみや視点を持つのもいいかな。今回の展覧会、予定表には載っていなかったのに、大好きな画家さん、小野月世さん、大原裕行さんの絵も、中央ではないけれど展示されていたのです。嬉しい驚きでした!お二人とも水彩画家さんです。

特に小野先生の絵をじっと見ていたら、色の混じり具合、そして一本の鉛筆デッサンもされていないのだけれど(そういう描き方をされるのです!)なんともいえない花の絵。私の大好きな薔薇を描かれた大作は息をのむばかりでした。

じっと見ていると、高島屋の美術関係の担当者の方でしょうか、色々と説明をしてくださいました。小野先生がとても女性に人気があること(8割は女性ファン?)、描かれるときは初めは何を描いてらっしゃるのかわからないこと、つまり鉛筆でなく水彩の筆で淡いところから色を乗せて描かれるので、徐々に人には形がわかる、でも先生には絵のイメージがちゃんと出来て描かれているのだということ・・・・その他、なかなか本では読めないような絵のことを説明してくださいました。ありがとうございました。

映画でも絵でも歌舞伎でも、韓流スターでもいいのです。大好きなもの・人をじっと見る、感動する、そういうことが心の栄養になりますね。自分で描くのは上手でなくてもいいのですが、もっとたくさん絵を見たいです。ますます素晴らしい美術館も出来ていますし、美術展も増えています。どうぞお出かけくださいね。夏休みはお子さんたちもご一緒に。

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2008年6月10日 (火)

「赤毛のアン展」日本橋三越に行ってきました

「赤毛のアン」が出版されて100周年、色々なイベントが開かれていますね。「赤毛のアン展」が日本橋三越で今日から始まりましたので、行ってまいりました。ご報告です。

6月10日~22日までですが、混むかもしれないし、このところ天気は悪いし~えいっと今日行ってきたというわけ。フォトのところにもありますように、母はパッチワークを教えておりまして、アンの大ファン、私も小さい頃から村岡花子訳のアンを何度も読み返してきました。これは見逃せない展覧会です。

モンゴメリーの直筆原稿、アンがマリラにグリーンゲーブルズに置いてくださいと頼むシーンのところも直筆のものが・・・感動です。当時の色々な写真、カナダやアメリカで出版されたアンブックスの数々。下宿先の老姉妹から譲り受けて、アンがイングルサイドにも置いた犬の陶器のマゴグもありました。これは本当はモンゴメリー家にずっとあったものを、彼女が作品にも取り入れたのですね。思ったよりも小さなわんちゃんでしたが、愛らしかった。

村岡花子さんがアンブックスを翻訳するまでのいきさつも。東洋英和で英語を習い、ネイティブの先生方からイングリッシュオンリーの授業を受けたこと、15,6歳でもう英語の詩などを読んでいたこと。そして佐々木信綱氏にも薫陶を受けた、素晴らしい日本語の素養。今よりもずっと先を進んでいた、そんな時代のように思えました。世界でも日本での「赤毛のアン」人気は大変高いそうで、そのへんは村岡さんの功績なのでしょうね。「赤毛のアン」というタイトルもお嬢さんの一言で決まったというエピソードなど、初めて聞く素敵なおはなしがたくさんありました。

良い翻訳文学を子どものころからたくさん読んできて、いつも原書で読みたいというあこがれがあって、多読もしたように思います。アンの物語で私たちの心も豊かになったのですから、ぜひ、若い世代にも色々な読書を楽しんでほしい。まだまだやらなければならないことが、たくさんありますね^^  ちなみに母はDVDの「赤毛のアン」を買いたいそうです。heart04

   

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2008年5月 4日 (日)

藤田浩子さんのおはなし会

昨日はエリック・カール展のことを多く書きましたので、藤田浩子さんのおはなし会のことを書けませんでしたので、ちょっと書こうと思います。東京都美術館の講堂で行なわれた講演会は素晴らしかったのです。

おはなしおばさんとして知られる藤田浩子さん、保育園でお仕事をされた経験もおありで手遊びや手袋人形を使ったお話、歌、どれも素晴らしいのですが、その真髄は疎開されて過ごされた福島県での幼年期でした。講演会の最初にそのことに触れられ「子どもの時に近所のおじさんがたくさんのお話を語ってくださった、楽しくてたくさんのお話を覚えました。後年お話の語り手となって、周りの人が語って!と言われるままに語ったおはなしが『かたれやまんば』のように書物になりました。」「でもお話を覚えて語れるのは、その時のおじさんと過ごしたひと時がかけがえのない、楽しいひと時だったから、そのことが私を形づくったのです」とおっしゃっていました。

ここに話の真髄があるのです。分かち合い・シェアの精神。無垢の心と心が結びつく。一緒に楽しい時を共有する。そのことが私たちの感動を呼び、言葉になるのです。

後年アメリカ人のフランさんと知り合い、英語もまったくできないのにアメリカへ行き日本語のおはなしをアメリカ人の子どもたち(大人たちにも!)されたこと。でも、おはなしは伝わるのですね。原体験と同じ思いをアメリカでもまた藤田さんは味わわれたのでした。バターもチーズも嫌いな、疎開経験というのでお年はだいたい、わかりますよね~でもそんな愛らしいおばあちゃまが、片言の英語で通じることを発見し、かえって子どもが言葉を獲得する時のことがよくわかったとおっしゃいました。(素敵)

英語で日本語のいち、に~を教えるときはこういうそうです。

いちーitchy にーknee  さんーsun  しーshee(口に手、しー)   ごーgo

手振りをつけて話されるのでとてもよくわかりますhappy01 4倍近い1000人の応募をくぐりぬけて詰め掛けた280人の藤田ファンは、笑い一緒に手遊びし、本当に満足して帰ってきましたとさ、どんとはれ。

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2008年5月 3日 (土)

Eric Carle展に行ってきました

今日は大型連休後半の初日。朝も早くからまず10時半開始の藤田浩子さんのおはなしの講演会に、東京都美術館まで出かけました。大入り満員、楽しいおはなしおばさんこと藤田浩子さんのおはなし~心がほっかり暖かくなりました。天気がよければ、色々チャリティーの本の販売などが上野公園の特設会場で行なわれたのですが、雨で中止~友人Kさんと私は、それじゃEric Carle展だ、銀座松屋へレッツゴー

(児童英語の先生が元気なのではありません~元気な人が児童英語をやるのbyゆきんこ)

Eric Carleさんは「The Very Hungry Caterpillar」(はらぺこあおむし)で有名ですが、今回はマサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館から、代表作の原画やスケッチなど100点を展示、他にも70冊の絵本、創作の様子のビデオなどなど盛りだくさんの展示でした。人出もすごいし、何よりこんなにあるんだ~とびっくりの、エリック・カール・グッズの数々。私もポスターやクッキー、はらぺこあおむし君のお人形などをゲット。結構マニアックかもしれませんheart02

実際にどれほど創作の秘密を見せられても、こんな色彩の絵をかけるなんて、と感嘆いたします。そして、ひとつひとつの遊んでいるような勢いのいいペンタッチ、生き生きした絵本のキャラクターたち・・・大好きです!最初にはらぺこあおむしのアイディア段階のスケッチもありました。あの絵本に仕上げたことはすごいです。日本の着物からアイディアをとったのかkimonoという作品もあって、カールさんと日本の縁もすごく深いのでしょう。

お好きな方はレッツゴーですよ♪5月12日(月)までですよ。

今日は夕方お友達のクラシックのミニコンサートにもお邪魔させていただき、お腹いっぱい、充実感いっぱいでした。

藤田浩子さんの講演会でもたくさんの読み聞かせのアイディアを聞かせていただいたし~もっとエリック・カール絵本を読み聞かせしたいし~今日は色々絵本やストーりーテリングのヒントもいただいたので、よーく作戦を練って、レッスンに生かせたらと思います。

The Very Hungry Caterpillar (Picture Puffin)YL0.5-1.0 220語

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