音について

2010年5月11日 (火)

口の中の可動域を広げよう

どうしたら英語の発音が良くなるのかというのは、日本人誰もが口にする疑問であり願いではないでしょうか?よくその質問をお受けしますし、私も考えていることでもあります。

口を大きく開けること、喉の奥をしめないリラックスして声を前に出すこと、そして舌を動かすこと、唇も動かすこと、一言で言うなら口付近全体の可動域を増やすことが大切です。例えば運動でいうなら、肩の可動域を広くするというのは回せる範囲を広くすることですね。そのように口の唇の舌の動きをなめらかにダイナミックにするのです。日本人は動かさないから動かないのです。

シャドーイングも試しましたが、イントネーションなど全体的な英語のリズムをとらえるにはいいのですが、音そのものを変えたいなら、英語の歌を丁寧に歌い込むほうがずっと効果的です。音楽を多く聞き、またYouTubeにも色々な映像がありますから、見てみましょう。口をどのように開けているか、二重母音の時にどんなふうにあごが動くかなど・・・

一朝一夕にはできませんが、数年かかってこういうふうに言えるようになっただけでもよかった。ただ本を読むだけより、ぜひ絵本の音源を聞いてください。それから人が英語を読んでいる映像も見て下さい。メム・フォックスの絵本を読んでくださっている映像も、わかりやすいですよ。どうぞ見て下さい。

http://www.memfox.net/welcome.html

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2009年11月16日 (月)

音声の大切さーその2

音声について素材としての面から昨日は述べましたが、今日は受け手の側からの必要性を書きますね。

小学生から高校生まで多読の初期には音声付の平易な本から読んでいますが、いつまでも音声付で読む人もいますが、途中からは読む速度が上回るので音声なしの人も増えていきます。特に大人にとっては福音です。案外絵本など、これはどう読むのかと自信がない場合でも、音声付を読むことで安心して読めるようになります。

音声でなら通勤時間や車の中、家事をしながらウォーキングをしながらでも英語の本を楽しめるのです。なんて幸せ!時間のない現代人にぴったりではありませんか。そして中高年以上の世代で読むことに不便を感じるようになると、音声付はさらに仲良しのお友達になるのです♪私もその一人。それから大人の会員さんたちの間でも、字の細かいものは苦手なので音声付というよりCDを聞くことのみの方もいらっしゃいます。

それはそれでとても素敵なことです。じっと部屋の片隅で読むのもいいのですが、歩きながら家事をしながらの聞く読書もいいものです。ただ、聞くものには研究書とか深刻なもの、自分のレベルよりずっと高いものは向かないようです。こんな時代が来るなんて、多読を始めた6年前には思いもよりませんでした。だから未来もまた、予測もつかないものになるかもしれませんね。

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2009年11月15日 (日)

音声の大切さーその1

最近音源を大量に聞いているのですが、音声の大切さについて改めて述べたいと思います。日本語は子音の後ろに必ず母音がついている言語ですので、だからこそ5-7-5などという俳句のような詩の形式が成立します。英語は子音が大変に多く、詩では後ろの言葉の音の類似ーライミングで調子を取っています。英語はもともとプリントそのものが音声表記です。

英語圏では本やムック、DVDbookのような形式で、大量の音声が出回っています。PodcastやYouTubeを利用されている方もふえていると思いますが、とどまるところを知らないどころか今後ますます音声や動画、DVDなどが利用されていくでしょう。

アメリカが車社会で通勤でも旅行でも聞きながらどこかへ行くことに抵抗がないというのも理由の一つ。それから英語がきわめて音声にフィットしやすい言語だということ、それからやはり利用する人の数が他の言語に比べてけた外れですよね。そういうわけでどんどん発展し増え続けるのでしょう。

でも、これは日本人にとっても価値のあること。CD付きで本を読む、DVDなどを英語で楽しむのもYouTubeを見るのも、大変楽しいうえに昔のように大金を払って英会話学校につぎ込むのよりははるかに無駄がありません。私もインターネット上での手遊びや絵本・歌などを動画で見ることがあり、大変助かっています。お宝とジャンクを見分けるためにもある程度の力は必要ですが、多聴多読で力を養っておけばどんどん自力で吸収できるのではと思っています。もっと力を抜いて、楽しみましょう。

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2009年10月22日 (木)

Mother Gooseを口ずさむ

Mother Gooseを教室で多く使用するようになって3年ほどたちます。エドベンチャーに参加してからです。それ以前も歌っていたのですが、色々試行錯誤し多読につなげていくための音として考えてMother Gooseを中心に据えています。

みなさん今は絵本、絵本とおっしゃいますが、やはり最初は音なのです。両親や周りの人の話しかけがあり、あやしたりこちょこちょしたり♪手遊びで遊んだりが最初ですよね。それから絵本かなと思います。英語でもその順序で行きたいです。

車に乗っている時はなるべくエドベンチャーの素材のCDかWee Sing Mother Gooseを聞いています。かなり何回も何百回でもいいと。なぜならもしお母さんと子供なら何回も繰り返すでしょう、それを同じようにやるとしたら、それしかない。クラスでも歌いますがそのぐらいでは自分自身が沁み込みません。他にもClare Beaton's Mother Goose Remembersの音楽も美しいので好き、こちらはiPodに入れてウォーキングの時に聞いています。

先日のワークショップでもまるママさんとリーパー先生が少し歌ってくださったり♪楽しかったのですが、メロディーも手遊びも私の知っているものと少し違っていました。でも色々あっていいのです。どうぞ楽しんでください。そして丁寧に何度も歌い、音源を注意深く聞くと自然と英語の発音はネイティブに近づいていくはずです。

商品の詳細商品の詳細どちらもCD付き

↑私は裏表紙にCDポケットをくっつけてCDを入れてます。

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2009年10月15日 (木)

発音の中の弱音の存在

ある受験用のリスニング対策本に(本当にごめんなさい、どの本だったかわからないのです)音が弱くなる部分というのは弱くなる消えるというより「弱音」という音があると思ったほうがいい、という記述があって、はたとひざを打ちました。私もシャドーイングとかリスニングの指導をしていて、いつもそう思っていました。よく聞こえていなくても、かすかな音は残っておりその部分が自分でも弱音で言えていれば聞けるのです。早く話して結果完全に消えることもあるのですが。

英語よりもこのことをタイ語で気づきました。タイ語の書くこと文字を習えば、いつも適当に発音していたとしても、文字にはきちんと発音が書かれているので正確に言えるようになります。例えばサワディーカーという「こんにちは」のタイ語のごあいさつ、カタカナでこれではだめです。本当はsawaat dii khaと発音します。サワッで小さいtがあるんですね。カーもクッという感じで強めのkなのです。

日本人でタイ語学習していてもそこを意識できないと、例えばサッパロッ(パイナップルのこと)を「サッポロ」って覚えればいいや、などと適当冗談タイ語にしている人がいるのです。特に男性。恥ずかしくて倒れそうです。変なタイ語でおしゃべりして、相手のタイの人に「はー、いいかげんにしてよ、この日本人」と思われてもわからない。タイの人は表面とてもにこやかなので、そのニュアンスはわからないでしょうね。後ろでどんな悪口言っているか・・・・

タイ語にはこの小さい「ツ」や表面に現れない音があります。英語でも限りないほど弱くなっても弱くなったなりの「弱音」があります。よく聞いて、練習すると、それがわかります。ではでは

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2009年10月14日 (水)

英語とタイ語を比較して

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、私はずいぶん以前ですが、タイで5年暮らし通算2年半ほどタイ語を学び、タイ文部省のタイ語検定を取って帰ってきました。茶柱くんが1歳の時に行きましたのでいつ頃かご推察ください。

大学時代の英語部の経験少々の他にはたいして英語の勉強はしていなかったので、英語の力は中級の手前ぐらいでお恥ずかしいほどの状態で、タイ語をある程度マスターしてから英語も会話学校や個人の先生に1年ほど習いした。日常にはタイ語が欠かせませんし小さい子を抱えて病院などではやはりタイ語を必要としたのです。茶柱くんがタイ人ママの多い幼稚園に行っていたこともあって日常会話には不自由しませんでした。そして中級以上のタイ語学習にあたる、タイ語の読み書きもマスターしました。

タイ語は音声表記の文字です。読めば上がり下がりや発音がきっちりします。英語はその点どこが強いかとかもわからず、表記そのものはとても不完全な言語ですね。タイ語を習う人で検定まで取る人は少数派、私の頃はまだいらしたけど、今のタイはもっともっと便利なので習う人はさらに減っているらしいです。でも、私はわりと凝り性なので、習って本当によかった。

言語が話せるもですが、読み書きできるって素晴らしいことです。話せていても読めなくちゃね。文字を習うようになってすぐ、街中で見るにょろにょろのタイ文字がはっきりいくつか読める、ホテルの出入り口とか、○○市場とかの看板、人の名前、急にくっきりわかるようになりすごく感動したのです。英語を習いたての頃の感覚は忘れていましたから、タイ語でのこの経験は私にとって大変貴重でした。読めるということが大切だ!という思いはこの時に始まったものかもしれませんね。

音声だけだったら、やはり頭の中の記憶はしっかりしていなかったと思うのです。帰国子女のお子さんでも、年齢的なこともあるでしょうが読み書きもできるようになった子どもたちのほうが当該の言語を忘れないようです。音声を司る脳と読み書きに使う脳の部分は違うのでしょう。何より、タイ語ですらすら名前や住所を書いてあげると、のけぞるほど驚き喜ぶタイの人たちでしたよ。タイはタイ語を習わせるぞ、という意識が強い国でもありました。そのことはまた次回に。

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2009年10月12日 (月)

発音を治す方法―歌

よく色々な方から多聴多読についてご質問をいただきます。最近ある方から発音を変えていくにはどうしたらいいか、よりネイティブのように絵本を読みたいという強いご希望があるとの悩み相談がありました。

ここに書いても今の私の考えなので、数か月・数年たったら変わる可能性もあるということを念頭に置いて読んでくださいね。(何年も前に小さい子に教えるのは苦手などと言っていた私がいまや大喜びで幼稚園のお子たちと英語を楽しんでいるので、そんなことはいくらでも起こりエマス)

シャドーイングは英語のリズムを身につけたり、長い文章を追っていくスパンを長くする能力を身に着ける、またはとにかくずっと聞き続ける体力をつけるにはいいように思えますが、個々の発音をよくするには向きません。多少は向上するでしょうけれど。私の場合を振り返ると、絵本の音源とか短いものを何度も聞いてそれを忠実に再現する、これもよさそう。

それから英語の歌で好きなものをしっかりその通り忠実に再現して歌う、そういうのもいいと思います。これはコロケーションとか意味もしっかりしみこみ、いい方法です。例えば中学生だった時The BeatlesのYesterdayとかLet It Beとか、またはCarpenters。Close to youなどなどいろいろ歌いましたが、時代が時代だけに全部自分で持っていたわけではなく、時には友人のレコードを聴いたり、ひどい時にはラジオで聞いただけで適当に歌っていたのです。でもそういう曲はしみこみました。

それからもう少しあと成人してからでも、Billy Joelの曲を歌ったりするとあれ、この人の英語ってあまりきれいじゃないなあ、なんて思ったり。または「スター誕生の愛のテーマ」だったでしょうか、友人の結婚式で歌おうかなあとしっかり練習し、実に曲の上がり下がりさびのところなど、英語の強弱と合っているなあと感心しながら歌いました。これはとてもよかったように思えます。(結局はこの映画はハッピーエンドじゃないしと歌わず山口百恵の「コスモス秋桜」を歌った)

何度も歌うという点、それから感情をこめるという点、歌手の本質や歌がいいものを、というような注意点はあるかもしれませんが、これは発音を治すにはいいように思えます。ひとつひとつの音が本当はこういうふうに出すという、細かい指導をしてくださる専門の先生にお願いするのもいいのでしょうね。その人によって向き不向きはあるでしょうが。でも人の発音というのはその人の体から出るもの、一人一人の体は違うし、発声する際でも口の形や歯並び、声を出すその人のどこかが違えばおのずと違ってきます。

パーフェクトでないまでも、少しでも良いほうに変わればいいのでしょう。あまり突き詰めると苦しい。ヨガの先生がいつもおっしゃるのですが、一人一人体は違うのです。ポーズでもできたり、できなかったり、得意不得意があります。でも続けると少しずつ変わっていきます。発音もそんなものです。

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2009年7月 7日 (火)

多聴多読に歌をプラス

私のクラスでは多聴多読がメインですけれど、入ったばかりの低学年や幼稚園の子どもたちはまずたくさん歌を歌います。音を最初に入れていく、英語の音を楽しみながら浸るだけ浸るということです。体の動きもつけるし、意味も音と共になんとなくわかっていきます。

多聴多読は素晴らしいですし、シャドーイングも本当にいいのですが、歌いながら振りをつけるというのを子どもたちとずっと続けていると、最初の頃にもいい方法ですけれど、学びなおすという意味では大人にも有効かなと思っています。一つ一つの音をゆっくり口の中で転がせますし、手の動きをつけていくと日本語訳ではなくて、その言葉が自分の中にしみこんでいくのを感じます。

実際外国の人々のほうが話す時にも身振り手振りは派手ですよね。仮に英語を話す時にまるで動きがないよりも、動きを少しつけるほうがずっとなめらかに話せますし、通じますよ。そしてハンドサインなどをつけると子どもでも大人でも不思議と一度で歌詞を覚えるのです。ふ、し、ぎ。文だけ見せられたら、たぶん覚えられませんよ。

最近本を読み聞かせしていても、本当になめらかに読めるなと実感しています。もちろん聞いてくれる人達がいてこそのことですけれど、歌のおかげかなと思います。お母様たちも、そして大人も、子どもも、みーんな、実践してほしいなあ。あまりむずかしく考えないで、とにかく楽しむことです。最近のおすすめはもちろん、「ドレミの歌」と「We come from the mountains」夏ですしfujiヤッホーみたいな気持ちでね♪

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2009年5月17日 (日)

声が変わってきた~

シャドーイングもしていますけれど、先日の講演会でも色々な素材を試すのも大切だけれど、同じものを繰り返すのは大切というお話がありました。私もそれ賛成賛成!そしていつも続けるものはFrog and Toad, Mouse Talesだったりしますが、それ以外に、とにかく色々歌を歌うので、歌を繰り返し丁寧に歌うというのも音に意識を向けるのに最適ですよ。

なぜかと言いますと、とにかく英語の歌、ナーサリー・ライムズはきれいにライミングしていて歌っていて気持ちがいいのです。そして歌い続けるうちに変わってきたのは生徒ばかりか、私もです。声が高くなってきました!

ずっとわりと声が低かったのですが・・・実は英語やタイ語を話す時の声のほうが自分の声が好きです。やはり、ピッチ・トーンが変わります。そしてここ2年半せっせと歌をいっぱい歌う方法で教えてきた結果なのか、普段もなるべく歌を歌ったせいか、シャドーイングのせいか、声が少し高くなってきました。なるべく英語の時には口を大きく、口の中のスペースを大きくとるようにしているといいみたいです。

むずかしい?そう?でもね、もしあなたが児童英語の先生なら、もしくはお母さんでタドキストの皆さんなら、(その他どなたでもね)ぜひやってみてほしいです。具体的にもし聞きたいとか、一緒に子どもたちと歌いたいなら、どうぞご連絡くださいね。発音も変わり、英語が染み込んでくると思いますよ。

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2009年5月12日 (火)

シャドーイングと素材

シャドーイングの講演会では色々質問が出ましたが、やはり素材に関する質問が出ていましたね。大人はニュースや演説などを好む方が多いとは思いますが、ニュースにも色々あるので速さを変えたものを試してみてくださいね。

今回のお話では、教室ではある程度固定した素材を試した後、色々オプション的に段階的に速度を変えたもの・目先を変えたものを用意して、すぐに使えるようにしておくことが大切ということでした。一人で悩まないで、色々周囲の人にもどんな素材がおススメか聞いてみてください。

とにかく意気込んで始めても続かないことがシャドーイングの困るところ。楽しい素材を見つけてみてくださいね。多聴多読マガジンにも色々載っていましたから、そちらもおススメ、それからBBC Bigtoeなど無料で聞けるサイトもネット上にありますので、どうぞお試しを。タドキストさんのブログにもご紹介がたくさんありますよ。では皆さん、シャドーイングを楽しんでくださいね。

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